"まちづくり"という言葉は、今では流行言葉になっています。
また、"美しいまちづくり"、"街並み形成"という運動も全国で気運が高まっています。
ところが一部の成功例を除き、地域とは無縁な都会の専門家たちが、彼ら流の"美しさ"を押し付けていくだけのケースが目立ちます。
その結果、多極分散型国土形成の時代と同じく、全国一律一様の"美しい(?)街並み形成"が残ってしまいました。
地域の土台である社会資本には、つくられた施設以外にもたくさんの資本があることに気づきます。
私は、従来の「社会資本」という言葉と区別するために、これらを「コミュニティ資本」と呼ぶように奨め次の5つに分類できると考えています。
(1)自然資本:山、川、水、空気、緑
(2)施設資本:従来の社会資本、公共施設など
(3)制度資本:教育、医療、警察、保育等に関わる運営システム
(4)関係資本:信頼関係
(5)文化資本:誇り、幸せ、安心、安全、あるいは地域ブランド・イメージ
  地域固有のまちづくりとは、これら5つのコミュニティ資本を構築していくことと考えます。
そしてその多くの資本は"つくられる"ものではなく、"育む"ものです。その意味で私は、"まちづくり"と呼ばず"まち育み"と呼んでいきたいと思っています。
○過去の取り組み
講演内容 | download |
「まちを育む」 | |
「AMPLE とよ・とみ」 | |
「商工会がやる"まち育み"」 | |
「ソーシャル・アーキテクト」 | |
「協働づくりのための市民フォーラム」 |   |
「まち育み・人はぐくみ」 | |
「まちづくり・ふるさと学校」 |
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